研究内容の紹介
English Version is here./英語版はこちら。
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機械部品の破壊メカニズムの解明(基礎研究)
機械部品に存在する切欠きや角点から生じる破壊のメカニズムを
解明していきます。
(詳細はこちら)
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ネットワークを援用した力学系科目の教材の開発
工業力学,材料力学,機械力学などの力学系科目の
ネットワーク援用教材の開発を行います。
(詳細はこちら)
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コンピュータによる機械部品の強度解析(基礎研究)
機械部品、例えば、歯車やねじなどの強度解析を
コンピュータを使用する有限要素法(FEM)などの手法を用いて
行います。
(詳細はこちら)
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原子力発電プラント用機器の強度評価(応用研究)
原子炉圧力容器、冷却材循環用ポンプや冷却材循環用配管などの
原子力発電プラント用機器の強度評価を行います。
(詳細はこちら)
研究内容の詳細な説明
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機械部品の破壊メカニズムの解明(基礎研究)
現在、機械部品にき裂が存在する場合に
そのき裂から生じる破壊のメカニズム、つまり、
き裂の進展のメカニズムについては
十分に解明されています。
しかし、き裂以外の部分、
例えば、き裂の先端が少し丸みを帯びた部分
(これ切欠きといいます)や
き裂が口を開いて鋭利な角度をもった部分
(これを隅角といいます)から生じる破壊のメカニズムは
ほとんどわかっていません。
実際、機械部品にはじめからき裂が存在していることは多くなく、
切欠きや隅角からき裂が生じて、
そのき裂が進展し、
最終的に機械部品が破壊するというのが普通です。
したがって、機械部品の破壊を防止するには、
切欠きや隅角から生じる破壊のメカニズムを解明することが
必要不可欠となります。
そこで、本研究室では、
そのメカニズムを解明するために、
まず、メカニズムを司る主要なパラメータを見つけることを
実施しています。
現在実施中の卒業研究及び修士論文の題名は次のとおりです.
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切欠き底近傍の弾性応力場パラメータに関する研究
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き裂から生じる破壊の力学的パラメータに関する研究
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切欠き底にあるき裂から生じる破壊の力学的パラメータに関する研究
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切欠き底から生じる破壊の力学的パラメータに関する研究
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応力集中係数と応力拡大係数の関係に関する研究
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切欠き底からのき裂発生条件に関する理論的研究
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ネットワークを援用した力学系科目の教材の開発
現在ではマルチメディア教材の開発が非常に盛んです.
その多くはビデオ教材かFD教材です.
どちらも一長一短がありますが,
その両者の中間的な存在がWeb教材です.
本研究室では,機械工学の初心者が必要とする力学系の科目
(例えば,工業力学,材料力学,機械力学,流体力学,熱力学,等)
のWeb教材の開発を目指します.
現在実施中の卒業研究の題名は次のとおりです.
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コンピュータによる機械部品の強度解析(基礎研究)
過去に実施した卒業研究の題名は次のとおりです.
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原子力発電プラント用機器の強度評価(応用研究)
過去に実施した卒業研究の題名は次のとおりです.
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管台付球形圧力容器の形状最適化に関する研究
(内圧を受ける場合)
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管台付球形圧力容器の形状最適化に関する研究
(内外面に温度差がある場合)