人材像(技術者像)
現代社会が直面する問題を解決し,未来にわたって心豊かに生活できる社会を実現するためには,これまでの機械工学にとらわれない幅広い技術と,それを担う若いエンジニアの力が必要です。機械情報工学科では,ハードウェア技術の基盤となる機械工学に加え,ソフトウェア技術についても幅広く学べる環境を備え,豊かなアイデアを自ら形にできる技術イノベーションを目指すエンジニアを育成することを学科の教育理念としています。すなわち,新しい視点で,革新的な技術を開発し,広く社会に貢献できる機械技術者・研究者を育成します。
学習・教育到達目標(2017年度入学生~)
(A) 機械技術者・研究者としての幅広い基礎知識と応用能力の習得
(A-1) 工学の基盤となる自然科学の基礎的な知識と応用能力を習得する。
(A-2) 機械工学における材料と構造,運動と振動,エネルギーと流れ,設計と生産・管理,計測・制御の知識と応用能力を習得する。
(A-3) 情報技術と情報リテラシを習得する。
(B) ハードウェアとソフトウェアを駆使した問題発見解決能力の習得
(B-1) 与えられた問題に対し,解決プロセスを設定し,必要な知識を自主的・継続的に学習し解決する。
(B-2) 自らが工学的知識を駆使して問題を見つけ解決するデザイン能力を習得する。
(B-3) 他人と協力して問題を解決することでチームワーク能力を習得する。
(C) コミュニケーション能力の習得
(C-1) 読む,聞く等の手段を通して,相手の意見を正しく解釈することができる。
(C-2) 書く,話す等の手段を通して,自分の意見を正しく伝えることができる。
(C-3) 相手の立場を理解しつつ自分の考えを展開できる。
(D) 機械技術者・研究者としての倫理観および責任感の習得
(D-1) 社会における技術者倫理の必要性と技術者の社会的責任を認識できる。
(D-2) 技術が社会および自然に及ぼす影響・効果を理解する素養を身につける。
(D-3) 広い視野と社会的な良識を持ち,地球的視点から多面的に考えられる能力と素養を身につける。